覇

My　Favorite Music　第2回は　ジョン・ピザレリ　です。



写真では判りづらいですが、その端整な甘いマスクと洗練された歌唱で人気のギタリストです。

1960年4月6日　米ニュージャージー州出身。

父親はジャズ・ギタリストのバッキー・ピザレリで、

ジョンもその影響を受けギターの道へ進み、

10 代も後半になると父親と頻繁に共演するようになったそうです。

私が見たライブでもゲストにお父さんバッキー登場しました。またその時は兄弟の1人、

マーティンがベースを担当していました。

80年代後半になると世界的地位を確立。

90年代に入ると歌手としても定期的にライヴ出演するようになり、

そのヴォーカリゼーションはナット・キング・コールの影響を強く感じさせる。

ピザレリの素晴らしいテクニックとジャズに対する深い理解は

父親から健やかに受け継いだものであり、バラードではたおやかかつ繊細に、

またアップ・テンポの曲は爽快な歯切れよさをもって素晴らしい演奏をみせてくれます。

最近では、ロバート・アルトマン監督の映画『プレタポルテ』挿入歌の担当や、

ブロードウェイ・ミュージカルで主役を務めるなど、ますます活動の域を広げている。

ギターについてはあんまり詳しくありませんが、タッチが非常に正確です。

ライブ後は“ギターをやってみよう！”って気になります。

お父さんのバッキーがやさしい目で握手してくれたことを覚えています。



次回　第3回目は上記にもありましたナット・キング・コールの娘『ナタリー・コール』です。


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